「洛中」は 京都御所を中心に、北は北大路、南は九条まで広がるエリア 。 かつて平安京があった碁盤の目のようなエリアで、京都の中心といえば、今も昔も変わらず洛中のことを指しています。 古都京都の玄関口・京都駅から北へ延びる烏丸通、河原町通と四条通が交わる界隈は京都屈指の繁華街になっていて、ショッピングやグルメが楽しめます。
洛中の範囲は?
では「 洛中 」とはどのあたり? 御土居の内側、 洛中 エリアは、南北に縦長の、変形した長方形をしています。 西は紙屋川沿いから西大路通り付近、東は賀茂川沿いから河原町通付近です。 今でも、このエリアの中の道は、おおむね碁盤の目になっています。
洛西の範囲は?
洛西 らくせい 京都府京都市の西部をさす通称。 平安京の 西 という意で, 洛 東に対する。 その 範囲 は明確ではないが,通常,西大路以西の鹿苑寺近辺,御室,花園,太秦,嵯峨,嵐山,高雄などをさす。
洛北の範囲は?
京都市の北部をさす通称。 平安京の 北 という意で, 洛 南に対する。 その 範囲 は明確ではないが,一般には北大路以 北 の修学院,上賀茂,鷹ヶ峰,岩倉,八瀬,大原,鞍馬,比叡山などをさすことが多い。
京都の洛の意味は?
日本大百科全書(ニッポニカ)「 洛 」の解説 中国、河南省西部を流れる黄河の支流 洛 水、またはその北岸にあった古都洛陽( 洛 水の北の意)の略称。 転じて都の意となり、日本では 京都 の異称として用いられ、京洛、洛中や 洛 内( 京都 の市街地)、洛外( 京都 の市街地の外側)、上洛、下 洛 などの語もある。